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絵、時々文章なブログ(姉)

sungenのブログです。pixivデータ(主に文章)の保管用ブログ。オリジナルイラスト、小説がメイン。


sungen(pixiv genペア)のブログです。


アート、デザイン、漫画、イラスト、小説について語ったり、作品をアップロードしたりします。
漫画、絵、文章を書きます。二次創作は大神。
長編小説はヘッダのシリーズまとめから探すと楽です。







■盟友⑧ カグヤ【大神】【長編】

■大神(長編) 盟友(大神) 小説

船内です。ここは読み飛ばしても大丈夫かも?オキクルミは一応仮眠中です。カグヤもこの後寝ます。でもこの二人意外といいコンビかもしれないですね。カグヤ大好きです。

■盟友⑧ カグヤ

 
「久しぶりだね、カグヤ…記憶も戻ったみたいだね」
月で再会したウシワカはそう言った。
「はい」
カグヤは頷いた。
「ひとつ、いや二つかな?…ユーに頼みたい事がある」

カグヤは思い出していた。
「もしもの事が、あるかもしれない。それと、常闇が暴れて月に降りられなかったら…その時は」
彼の言葉は絶対だ。
私は、…私たちは何時もソレを信じて行動してきた。
いや、基本的にウシワカさんは、私と違い、何でも一人でやってのける事ができてしまう。
だが今回、彼はオキクルミさんの迎えを頼んできた。
詳しい事情も尋ねたが…はぐらかされてしまった。彼はいつもその時必要なことしか言えないのだ。
…いやな、予感がする。

彼は一体この先に何を見たのだろう?
クロウさんの事といい、もしかして彼の身に何かが起こるのでは?
カグヤはその考えを打ち払った。
…ウシワカさんにはアマテラスさんとイッスンさんがついている。
だから、きっと大丈夫。

私は、いいえ、私たちは。自分の役目を果たさなければ。
助けてもらうばかりでは。いけない。

オキクルミさんの事を考える。

…彼が、来てくれて本当に良かった。
きっと、心強い味方になってくれることだろう。

もし仮に、ウシワカさんが―…死んでしまうとしても。

「…どうか、ご無事で…」

カグヤのつぶやきは船内に消えた。

 

 

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