絵、時々文章なブログ(姉)

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■正義のヒーロー!ウシワカマン↑③ 第10話「大脱出!!」【大神】【箱船ヤマト】【特撮パロ】

なんかえらいことに。クロウ出ます。ハッピーエンドです。でも彼をこういう感じに話に登場させてしまうのは、良くないかと思います。なので、まったく別の パラレル世界かスターシステムだと思っていただけたら嬉しいです…。いっつも彼の救済方向を間違えてしまう…!キャッキャウフフあははをウシワカとして欲 しかったんです…。
※どんなモノでもバッチコイ!な方のみどうぞ。最後にクロウはちょろっと出るくらいです。敵じゃないです。
■いや、もちろん髪の毛からですよ!…と言い張る。

 ■正義のヒーロー!ウシワカマン↑③

第10話「大脱出!!」


「お兄様!!」

そう叫んだのはカグヤ姫だ。
彼女は前回、白犬アマテラスと協力し、あさっての建物を探す王宮の兵士達をよそに何とか敵のアジトまでたどり着いた。
カグヤ姫達は敵のアジトをあちこち探索し、イロイロ怪しげな部屋や庭を見回って、植木の水やりに出たボスの常闇と文字通り鉢合わせしそうになった後、迷い込んだ薄暗い廊下でついにウシワカを見つけた。
ウシワカはカグヤ姫の起こした大爆発騒ぎに乗じて、自力で地下牢から逃げ出してきたのだ。

「カグヤ姫!アマテラス君!」
ウシワカは戦友である白犬アマテラス、カグヤ姫と無事を喜びあう。
「キャン!」
おっと、もう一匹、前回一番活躍した者を忘れていた!(詳細は省略)
飛び出てきた白子犬をウシワカが抱きしめる。
チビテラス君!…よしよし!」
『『ケシュャー!』』

再会の喜びもつかの間!ケッシャーどもが崩れた廊下の穴からワラワラ出て来た。
「く!アマテラス君!仮面を…」
「まって!お兄様!」
ウシワカを今変身させるわけにはいかない。前回カグヤの仮面大根を利用した機転で、常闇はウシワカマンと愛しの王子がやっぱり別人だったと思い直したのだ。

「ココは私達が!チビ!」
「キャン!」
チビテラスがどこからか仮面を取り出す。そしてカグヤは物陰に駆け込んだ。
「カグヤ姫!?どこへ!?」
『ケシュャー!』
ケッシャーが迫ってくる。ウシワカと白犬アマテラスは行き止まりに追い詰められる。
その時。

ズババババ!
『ギャヒィィ!』

謎の竹槍がケッシャーを突き刺す。ウシワカの周りのケッシャーは消滅した!!

「フフフ!ウシワカさん!お助けに参りました!」
バーン!そこにいたのは…!

「天呼ぶ、地呼ぶ、海が呼ぶ!!ケッシャー倒せと我を呼ぶ!」

「…!?誰だ?」
ウシワカはその、黄金の仮面を付け、白犬チビテラス(白子犬で仮面付き)を肩に乗せてポーズを決める妙齢の女性が誰か、さっぱり分からなかった。

「ふふふ、お兄様!私です…あ、名前で呼んじゃダメですよ」
ちなみに衣装は某美少女戦士で。

「お兄様ってまさか?…カグ!…って!えええー!そんなのアリかい!?」

「さあ!行きますわよ!」
「…オーケー!カ…、謎のプリンセス!」
謎のプリンセスのおかげで、あっという間にケッシャーは片づいた。
後はもう逃げるだけだ。皆は出口に向かって走り出した。
「…」
しかし、ウシワカが、一つの通路で立ち止まった。
「ユー達、ミーはやる事がある。…先に行って」
「そんな、もう時間が!…あと四分三十三秒後に、私の仕掛けた爆弾が爆発します!」
やる事がいちいち派手な、謎のプリンセスが言った。
「ミーは大丈夫!…必ず後で追いつく!」
ウシワカはそう言ってその通路に身を投じた。
「お兄様、それ、死亡フラグですー!!!」
プリンセスが止める。だがウシワカはもう見えない。プリンセスが付いていこうとする。
しかし。
『『ケシュャー!』』

「ケッシャー!!また!」
プリンセスが叫ぶ。

数が多い!直ぐ応戦したものの、結局ウシワカを見失ってしまった。
しかも、前の爆発でボロボロになっていたそこの通路が崩れてしまった!これではウシワカを追うのは無理だ。
「ワン!」
白犬アマテラスが、プリンセスを出口に導く。
カグヤと白犬達は、ウシワカを残したまま、出口へと走った…。



…殆ど崩れた部屋の片隅で誰かの泣き声が聞こえる。

「…ぁー」

…子供だ。

「うぁーん!」
彼は爆発の衝撃でカプセルからはじき出された。
その時はもう組織の人間は我先にと逃げ出した後だった。

…使えないから処分しろ、と言われたことが頭に残っている。
もう、自分はこのまま、死んでいく。折角この世に生まれてきたのに。誰からも必要とされない…。
だから、泣いていた。

バゴーン!

爆発音が響き、その余波で部屋が揺れる。
「ひっ!」
柱が、子供めがけて倒れてきた!
子供は目を閉じた。しかし、衝撃は来なかった。

「…っ、大丈夫かい?」

その人は、にっこりと微笑んだ。

〈おわり〉

■ ■ ■


■エピローグ

「お兄様…!」
元に戻ったカグヤ姫が炎上するアジトの見える場所で、泣いていた。
駆けつけた王と王妃も震えている。あの中に、ウシワカが!
「王子よ…!」
その時、白犬アマテラスが振り向き、燃える建物とは反対側に駆け出した。
しっぽを振って、嬉しそうに。

「ワン!!」

「アマテラス君!!」
そこには、スス汚れたウシワカが立っていた。…自分の上衣でくるんだ何かを抱えている。
アマテラスが飛びつく。彼は地下の脱出抗を通って森に出ていたのだ。
「こら!ヨダレはノーだよ!アハハ」

「お兄様っ!」
「王子ー!」
「ウシワカさん!」
「キャン!」
皆が、駆け寄ってくる。その時もそもそと、包みが動いた。
「…!」
皆が驚く。
そこには、おかっぱで金髪の子供が一人いた。ススで真っ黒に汚れ、顔がよく分からない。震えて、怯えて、ウシワカの着物をギュッとつかんでいる。
「王子…、この子は?」
王が、ウシワカに尋ねる。今にも泣き出しそうで、もう涙目だ。
ウシワカは、うーん、と首を傾げた。
そして、にっこり笑って言った。

「このボーイは…、ミーの隠し子だよ!」

そう言われた子供が、驚き、ウシワカを振り返る。
ウシワカは、また笑って子供を抱きしめた。
「生まれてすぐ、奴らに捕まってたんだよ。やっと会えた。…名前は…?」
「…」
子供はウシワカを見つめたまま、首を振った。どうやら無いらしい。
ウシワカは彼を腕に乗せたまま少し考えた。
「じゃあ、そうだね…、うーん、ゴニョゴニョ…ミーと同じ存在だし、なんかつながりが欲しいとこだよね、えーっと、たしかどこかの本で…ゴニョ…!そうだ!」

「ユーは、クロウだよ!ミーのチャイルドだ!マザーは内緒!アハハ!ミーはバツイチ!」
そう言って、クルクルまわって高い高いする。

子供は、泣き出してしまった。あわてて、ウシワカが下ろしてなだめる。
親子の感動の再会に、皆も嬉しそうだ。代わる代わる、頭を撫でたり抱きしめたり。
「イヤ、いきなり孫ができた!」
王様も嬉しそうだ。
その間も、子供はずっと泣いていた。嬉しくて。

白犬アマテラスが、彼の頰をペロリとなめた。

〈END〉

『次回予告』

「ウシワカのカレー嫌いを克服するよ」
「このままじゃ決算に間に合わない!」
「誰だ!カレーに靴下を入れたのは!王妃!お前か!?」
「私の立場が危ういのです!」

(次回、第11話「王女カグヤの危機」…お楽しみに!)
つづきません。悪ノリすみませんでした。カグヤはクロウにポジション奪われちゃうかも。
不憫な役回り…。クロウはそのうち変身します。12話で突然常闇が宣戦布告してくるのだけど、タイミング悪くまだ王子と公表してない左議長ウシワカは罪を着せられタカマガハラに左遷。(11話の決算とは関係無いです)ヒーロー不在の月は乗っ取られたままで、タカマガハラ編スタートです。…おっさん兄がまた出て来ます。
女神アマテラスの正体はなんとウシワカの飼っている白犬!…あ、分かってました?まぁウシワカは当然最終回付近まで気がつきません。
…クロウ出したかっただけです。はい。終わります。第一話とか後で書いたりしません。クロウ救済の方向をなんかいつも間違えてる気が…。

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