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絵、時々文章なブログ(姉)

sungenのブログです。pixivデータ(主に文章)の保管用ブログ。オリジナルイラスト、小説がメイン。


sungen(pixiv genペア)のブログです。


アート、デザイン、漫画、イラスト、小説について語ったり、作品をアップロードしたりします。
漫画、絵、文章を書きます。二次創作は大神。
長編小説はヘッダのシリーズまとめから探すと楽です。







■箱舟ヤマト36 イッシャク 【大神】【長編】

イッシャクタイム。
…キャプションに書くことが無い!
ええと…オロチ襲来時のタカマガハラはサブイベントの宝庫だと思います。
天神族助けたり、妖怪絵巻作ったり。森の動物コンプしたり。
ヤマトの入り口にいる天神族に話しかけると、「月の方、もう逃げ遅れた人は居ないですか!?」とか聞かれるはず。大丈夫orまだ向こうにいる…、とか選択して無駄に駆け回って…。時間切れでアウト→という夢を見たのだ!!とか。はい妄想です。
本当は、オロチ襲来に月の民とかダイダラボッチ出したく無かったんですが、展開上やむを得ませんでした(懺悔)

■次回エピローグです。ついに完結…。

と言うか更新が駆け足ですみません。ゆっくり読んで下さい。

 

■箱舟ヤマト イッシャク

 
オイナ族の青年に予言をしてから、ウシワカは、はっきり言って酷い状態になった。
今まで無理をして…おそらく何かの術で体を騙して、フラフラ動き回っていたツケが回ってきたのだ。
無事アマテラスが見つかった事もあり、緊張の糸が切れてしまったのかもしれない。

傷はまだ治りもしないどころか、何カ所も化膿していた。
結局また開き、縫い直すハメになってしまった。
熱は高く、額に置いた手ぬぐいは直ぐぬるくなる。
食べた物は全て吐くし、体も全く動かない。
…起きていればずっとうめいて、寝ていればうなされる。
さんざん悪夢に泣き叫んで、声も涸れているようだった。

オイラとアマ公は早々にさじを投げた。…昔っから看病は女のが向いてるって言うし、医者がいればまあ何とかなるだろ。

…しかしよォ。俺の寝床、とりやがって!

俺は、しかたねェからアマ公に乗っかって、カムイの妖怪を片っ端から退治して回ってる。またいずれ湧き出るだろうが、何もしないよりマシだ。
そのうち、いや、すぐにナカツクニにも行かなきゃなんねぇかもな。
大神さまは忙しいんでィ!

「予言…か」
ふと考える。
結局まだ、詳しい話を聞けていない。
だがもし、自分にそんな力があったら。どうなんだ?
…正直、そんなの人生とは言わねぇ。
考える前に飛び込め!
…が信条の天道太子からしてみたら、結果が分かってるンじゃ…。

やる気、出ねぇよな。

要するにだ。コクる前に結果が分かるどころか、一緒になる相手まで分かっちまう。そう言う事だ。…別に、今、少しばかり、気になっている相手がいるって訳じゃないけどなァ…!

しかし、ならば何故、インチキ野郎はあの妖怪だらけの船に乗り込んだんだ?

いや…何となく、わかる、気がする…。
世の中には、どうしようもない事だってあるんだ。
分かってても、飛び込むしか無い。
いや、分からないから、飛び込むしかない。
そんな事も。

だから、あんまり…、いや…。
そんなに。自分を責めるな。
あの、オイナ族の蒼い兄ちゃんがあっさり態度を変えたのも、おそらくそう言うことだろう。
正直、見てらんねえんだよな。
まあだからって、逆に平気なフリされてもそれはソレでムカツクけどな。
結局のところ、アイツは真面目すぎるんだろうなぁ。
…まあ、俺も人のことは言えないけどよ。

なら、アマ公がいれば、丁度良いんじゃねぇのか?
近頃、俺はそう思うようになってきた。

ポアッとしてて、大飯食らいで。ついでに風呂嫌い。
このくらいが、アイツにも、俺にも丁度良い。
まあ、これから、アイツともアマ公とも長いつきあいになりそうだし…。

…イヤ、アイツはまあ人間だろうから、そんなに生きないか!
よし…!思う存分アマ公の相棒として腕ふるってやるから、安らかに逝けよ!

…って、月の民だと!?
この、インチキ野郎め!!!

〈終わり〉(このあとウシワカはぶっとばされます)

 

 

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