絵、時々文章なブログ(姉)

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■箱舟ヤマト 完結記念 番外短編1 神は人の恋愛対象になり得るのか【大神】

 

 

1 神は人の恋愛対象になり得るのか


ミーがそんな事をふと思ったのは、かなり早い段階だった。
犬、猫、ウサギ…。動物は、ミーの恋愛の対象にはならない。
だが、例えば、天神族なら、どうだ?

例えばアズミ。
彼女は真面目で聡明だし、優しい。少しドジなところもあるが、愛敬があっていいだろう。歌が上手なのは、音楽が好きなミーとしては嬉しい。趣味も合う。
またはハクバ。
彼女は料理が上手で、家事も得意。月ならモテモテだろう。少し腹黒い気もするが、そこが良いと言う男はいるだろう。小悪魔?いや、悪魔かもしれない。あれ、天使だっけ?

スサドとマルコは男なのでまあ除外する。

つまり、何が言いたいのかと言うと。
ミーは人間で月の民。
天神族はアマテラス君の眷属で頭に羽が生えていて…多分、人間では無い。
だけど、性格や、趣味が合えば、そのくらいの差なんてノープロブレムなんじゃないのかなぁ?と言う事だ。

その結論に達してしまったミーは、自ずと導かれるその次の結論に、ドキドキした。
モフモフの気になるあの子。…の事が頭に浮かんだ。

そして、今。ミーの部屋にアマテラス君がいる。
彼女は姿は、い、…狼だけど、性格はとても魅力的だ。
ミーとはかなり相性もいいと思う。出会ってすぐに仲良くなれた。
今では殆ど毎晩ベッドを共にしている。
今夜もこれからおやすみだ。

「フフフ、ウェルカム、アマテラス君」
「ワン!」
彼女は、ミーの横で丸くなる。

だけど、嫌われたら、どうしよう?
振られてしまったら、立ち直れない。

そう思って、ミーはまた、彼女の隣で眠るのだ。

いたずらしちゃおうかな…。
なんて考えながら。

〈おわり〉

 

 

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